
こんにちは、ハルジオン@Webプログラマーです。
王様達のヴァイキングという漫画を知っていますか?
ビッグコミックスピリッツで連載されている漫画なんですが、
受講生さんに教えてもらって以来どハマりしてます(^^)
王様達のヴァイキングとは?
主人公の是枝一希(これえだ かずき)は、小さな頃からPCが友達で
PCにのめり込んでいくうちに、優れたハッキング能力を身につけました。
高校を中退してからバイトもすぐにクビになり、
何をやっても上手くいかない日々の中で
憂さ晴らしにハッキングでサイバー犯罪を繰り返していました。
そんな中、ひょんなことからエンジェル投資家の坂井大輔(さかい だいすけ)に拾われ
ハッキングスキルと、サイバー犯罪者たちの思考が読めるということを武器に、
ホワイトハッカーとしてサイバー事件を解決しながら成長していく、という物語です。
この漫画の面白いところ
ストーリーの展開やキャラクターの魅力はもちろん、この漫画の面白いところは
PCの専門的な部分までリアルに描かれている点です。
使用しているPCやハッキングの手法、
作中に登場する会社が開発しているWebサービスの運営の様子、
是枝がサイバー犯罪者たちを追い詰めるために自作するツール群などなど
現実にあってもおかしくないくらいリアルに描かれています。
必要なツールを何でも自作していく、という思考は僕も一緒です(^^)
プログラマーの指紋照合システム
作中で是枝は、「プログラマーはそれぞれソースコードに個性が出るから、
それを解析するツールを作って犯罪者を追い詰める」ということで
サイバー空間での「指紋照合システム」のようなものを自作しますが、
これもとても共感出来ますね。
プログラマーによって、
・変数名や関数名の付け方
・インデントやスペーシングの癖
・コメントの書き方
・ソースコードの分け方や配置の仕方
など、どうしても癖が出てきます。
ソースコードを見る人が見れば、
それを「誰が作ったか」分かるということですね。
僕の講座では、上記のような点をどのように書いていけば良いか
ということも説明していますが
やはり生徒さんによって多少の個性が出てきます。
それがまた面白いところでもあるのですが(^^)
ちなみに、4巻でATMの不正アクセスを捜査する際に
ATMのソフトウェアを作った開発会社に赴き、ソースコードを解析するのですが
そのソースコードの命名やコメントがとても面白いです(笑)
是非、読んでみて下さい。
それではまた。